歩数

 

1日の平均歩数


1日の平均歩数は年齢やライフスタイルによって異なります。

 

成人の1日あたりの平均歩数は男性6,846歩、女性5,867歩です。

男女ともに、ここ10年ほどは横ばいとなっている

 

また性別・年齢別で見ると、20~64歳までの平均歩数は男性7,636歩、女性6,657歩です。

また、65歳以上は男性5,597歩、女性4,726歩となっています。

 

男性は20代をピークとして30代から徐々に下降しているのに対し、女性は20~50代まで大きな差はありません。

これについては、ライフスタイルが関係していると推測されています。

男性は、仕事による外出傾向が結果に大きく反映されているそう。

一方、女性は妊娠・出産を経験する30代でややへこみが生じるものの、40~50代からは子育てやパート関連で歩く機会が増えているとのことです。

 

加えて、全体的に平均歩数が減っているのは高齢者の増加が関係していると言われる

 

 

▶︎1日8,000歩を目標としたとき、ざっくり計算すると男性は約900歩、女性は約1,900歩足りないことになります。

ケガをしている、産前産後で体が万全ではない、高齢なのでケガをするリスクが高いなど、さまざまなことを考慮して自制するのは問題ありません。

ただ、若さがありあまる年齢のうちは、できるだけ積極的に歩くよう心がけるといいかもしれませんね。

運動不足の解消になる他、汗をかくことで心のリフレッシュにもつながりますよ。

 

▶︎8,000歩を距離に換算!

「(身長×0.45×8000)÷100000」で求める

人によって速度にも違いがあるので、計算する際は以下の数値を参考にしてください。

>>ゆっくり歩いたとき:0.37

>>普通に歩いたとき:0.45

>>早く歩いたとき:0.50

 

一般的には普通の歩く速度が4km/時、早歩きの速度が5~6km/時と言われています。

8,000歩に達する距離が5.76km(約6km)だった場合、普通に歩くと約1時間半(80~90分)、早歩きなら約1時間(50~60分)で8,000歩に到達する計算です。

細かい計算が苦手という方は、10分歩いて約1,000歩に到達すると思っておけばいいでしょう。

 

▶︎あと〇〇歩!足りない歩数はどう稼ぐ?

まずは、足りない歩数を補うためにどれくらいの距離を歩けばいいのかを、以下の計算式で導き出しましょう。

・運動習慣がある方……身長×0.45×不足分の歩数

・運動習慣がない方……身長×0.37×不足分の歩数

たとえば、運動習慣がない方で身長が160cmの場合、「160×0.37=59.2」となるので歩幅は59.2cmです。

そこに足りない歩数1,900歩(厚生労働省の平均歩数を基準とした場合)をかけます。

「59.2×1,900=112,480」

足りない歩数を稼ぐには、あと約1.1km歩く必要があることになります。

都内であれば駅から駅までの距離は約1~3kmなので、一駅分歩けばよい計算です。

会社からの帰りに一駅分歩くといったように、毎日のルーティンに組み込めれば無理なく続けられるでしょう。